入間基地航空祭2018

久々の投稿になります。シベリア鉄道・欧州遠征の記事は…ぼちぼち書いています。旅行の記事は記憶を留めておく意味でもしっかりと完結させたいので時間が掛かっても最後まで続ける予定でいますので、よろしくお願いします。

さて、文化の日は例年、入間基地航空祭に行っています。今年も例外でなく、通算で(恐らく)6回目の訪問です。

2018年11月3日

西武線に乗り換える秋津駅の写真です。光線が素敵で、ギラギラの朝日を浴びる列車を撮ってみたいとは思うのですが、生憎それどころではありません。かと言って、航空祭でも無いとこんな時間(六時半前)に駅に来ませんorz

エプロン地区への入場は今年は厳戒態勢で行われました(昨年はひどかったです)。文字では書きにくいですが、右方向に徐々に規制線を後退させる感じで入場です。

例年通りの位置(写真の位置から少し右手のT-7練習機の辺り)を確保できれば良かったのですが、今年の入場方法では先に場所を取られそうだったので、ここは最前列の確保優先で。E-2のレーダー邪魔でした。

中部航空音楽隊の行進…はプログラムに載っていないのですが、昨年も行進していましたね。(ちなみに真ん中の男性も左の女性も同じ方に見えます)

昼休憩の間の演奏は是非とも聴いてみたいのですが、まあ無理です。

飛行点検隊 NAMC YS-11 FC #12-1160

2番目のプログラムのYS-11 FCが離陸して行きました。同じタイミングで出番のU-125もこのタイミングで離陸です。

この時間帯はまだ逆光で、オープニングリフトのU-124とT-4はお見せできる写真にならず…

オープニングリフトが終わった辺りで音楽隊の皆様が戻ってきました。昨年まではふぅーんと眺めていましたが、今年はじっくり見てしまいました。

全く余談ですが、6月くらいからフルート習い始めました。本当はオーボエを始めたかったですが、流石に楽器が高いので諦めました。まだ始めて間もないですが、フルートの音色が結構好きだなと思います。金属製なのに柔らかい音色で優しい気がします。(←”リズと青い鳥”に膝を打たれた人)(ちなみに、当日にリズと青い鳥オンリーの同人誌即売会でした。とても行きたかった)

中部航空方面隊司令部 Kawasaki T-4 #16-5797

オープニングリフトのT-4戻ってきました。この塗装はレッドドルフィンと言うそうです。増槽にイルカが描かれている(いた?)からこの名前だそうです。

飛行点検隊 NAMC YS-11 FC #12-1160

昨年はうまい具合に撮れず、課題が残ったYS-11、今年の2番目くらいのお目当てでした。

細い胴体で、かつ翼も細長く、カッコ良く見える角度が限られているように感じます。派手な飛行でないので背中が見えるタイミングも限られていますが、今回は左旋回のタイミングで及第点でしょうか。

飛行点検隊 NAMC YS-11 FC #12-1160

戦闘機だと後追い写真は好みでは無いですが、旅客機スタイルだとそれも悪くない気もします(例えば、羽田のスカイツリーを背景に入れた離陸は問答無用で後追いですが、好きな構図です)。

飛行点検隊 NAMC YS-11 FC #12-1160

間延びしてしまう翼の上下は大胆にトリミング。これもなかなかアリに思えます。

展示を終えてタキシング中。地上展示の飛行機の隙間から600mm。なかなか良いかもしれません。搭乗員もお手振り👋

百里救難隊 Mitsubishi UH-60J #98-4588

今年は演目にUH-60Jが復帰。U-125と救難展示でしたが、地上展示機に隠れてなーんにも見えませんでした。

入間ヘリコプター空輸隊 Kawasaki CH-47J #47-4490

今年のチヌークの飛行は救難展示の後。バケツをぶら下げて消火デモでしたが、折角、入間基地60周年なのですからコンテナをぶら下げて飛んでくれても良かったなあと思います。

2014年入間基地航空祭
2011年入間基地航空祭

こういう感じで。2011年の写真はコンデジだし、2014年はまだ貧な写真量産していた頃ですが、写真が残っているのは良いことだなとたまに見返して思います。

第402飛行隊 C-1 #78-1026 第402飛行隊60周年記念特別塗装

そして今年のお目当て…入間基地60周年記念、歌舞伎C-1。先ずは編隊を組んで会場上空を通過。左右の後方に通常カラーも飛んでいます(^^ゞ

八の字飛行は歌舞伎がやってくれれば最高でしたが、歌舞伎は一旦離脱して、陸自空挺降下前のお一人様で降下チェック(適当に命名)

第402飛行隊 C-1 #78-1026 第402飛行隊60周年記念特別塗装

通常カラーのC-1と2機で飛行…ファインダーでひたすら歌舞伎を追っていたら奥のC-1ガッツリ見切れてた(~_~;)トリミングじゃありません…

昨年の岐阜でKC-767追っかけてたら背中見せて離脱するF-15撮り損じてたのを思い出しますね…望遠レンズなんですから、柔軟に広い視野で撮りたいものですね。

第402飛行隊 C-1 #78-1026 第402飛行隊60周年記念特別塗装

通常カラーと並んで飛んでいる構図の続き。単体で入る頃には後追い気味で少々残念でした。

カメラ越しに飛行機の左右からポッ、ポッと隊員が出ていくのは見ていて楽しいですが写真映えしないので…(-_-;)

ローパスとコンバットピッチは通常カラーのC-1が担当、あとは3機揃って会場上空を通過して着陸開始…歌舞伎の出番少なかったナァ残念と思いきや着陸したのは2機の通常カラーだけ。

入間基地 第402飛行隊 Kawasaki C-1 #78-1026 第402飛行隊60周年記念特別塗装

キタッ、歌舞伎C-1高速ローパス、圧倒的感謝!です。写真も珍しく肝心な時にバリピンで最高ッ!

入間基地 第402飛行隊 Kawasaki C-1 #78-1026 第402飛行隊60周年記念特別塗装

スペマも着陸。背景はふるさと納税者が高みの見物(物理)をしている狭山市役所。

中部航空方面隊司令部 Kawasaki T-4 #16-5797

T-4×7の展示飛行はシルバーインパスルなどと呼ばれて好評でしたが個人的に納得のカットは撮れず…

ここで午後のブルーインパルスまで暫し休憩。昼からブルーインパルスを見に来られる方が一気に増えますが、実はトイレも屋台も待機列はそう長くありません。エプロンの混雑が問題で、(何故か)誰も導線を整理していないので列の流れが停滞してしまいます。コツはレジャーシートの間を縫うように進んで戻ることです。


残念ながら今年のブルーインパルスは途中、民間機の空域侵入で中断されたり、全体的に納得できる写真は少なかったですが、いくつか気に入ったものを取り上げてみます。

フォーポイントロールの体勢を整えてる途中

昨年も、その前も納得のカットが撮れなかったチェンジオーバーターン、今年は良さげな構図で抑えられました。下半分の雲がかなり残念ですが…

レインフォール。各機のスモーク同士が離れていて好みの感じです。ところで今年はフェニックス・ループありましたか?

ちなみに、イドトゥデルタループは今年も微妙な感じでした。

昨年大勝利したタッククロス、今年は残念な結果。まあ、去年撮れたので良いです。

ブルーインパルス飛行中のカットはなんとなく満足できるものが少なかったので、ランディングの写真も。背景の木がもう少し紅葉していれば良かったですね。

岐阜基地航空祭は北側(エプソン側)から離陸を撮ると背景の木々が良い感じに紅葉しているようで、一部では”名物”などと書かれていました。Twitterで写真を見るとかなり気になる構図ですが、晴れていると逆光の筈で、それだけ岐阜基地航空祭は晴れないんだなあと思いました…

さて、そろそろ航空祭もエンディングに近づてきました。今年のプログラムに書かれた帰投はF-2, F-15JとC-2。


松島基地 第21飛行隊 Mitsubishi F-2B #23-8111

#ブルーより蒼い方 自衛官募集

松島基地 第21飛行隊 Mitsubishi F-2B #23-8111

離陸は地上係員と被って没。離陸後そのまま基地に戻ってしまいました…そんなじゃ自衛官募集にならないぞという声も聞こえてきましたが、前日に築城のF-2が空中で接触事故起こしたばかりでしたから自粛したのかも。

小松基地所属 第306飛行隊 Mitsubishi F-15J Eagle #12-8803

小松基地のF-15は離陸後基地上空に戻ってファンサービス。

小松基地所属 第306飛行隊 Mitsubishi F-15J Eagle #12-8803

もう少し、こう、躍動感を出したいです。難しいです。

美保基地 第403飛行隊 Kawasaki C-2 #88-1207

一旦はそのまま帰ってしまうかと思いましたが、大柄な機体をゆっくりと、基地上空に戻ってくれました。このサイズだと飛ぶだけで様になりますね。

この後は他の地上展示機で当日中に帰るものの帰投が幾つか続きますが、管理人はここで離脱。

今年はひどい混雑に巻き込まれました…例年、北門を出て、歩いて入間市駅に向かうのですがその北門に出場制限が掛かってしまいましたので仕方ないので修武台門まで歩きました。

と言ったところで、入間基地航空祭2018でした。YS-11と歌舞伎C-1が撮れて本当に良かったですが、来場者は昨年より少ないのに昨年より酷い帰りの混雑はどうしたものかと思います。帰投開始のタイミングだとは思いますが、プログラムに載っている以上文句は言えませんし…

さて、次こそシベリア鉄道のエントリーを更新したいと思います。ではでは。

「入間基地航空祭2018」への2件のフィードバック

  1. はじめまして!
    以前から見ています。
    レンズはまだSIGMAの150-600sですか?
    素晴らしい写真ですね。

    あの、レンズのOSは1ですか?2ですか?
    もしカメラがニコンでしたら、どんな感じで撮影されているか伺いたいです。

    自分もSIGMA150-600sでNIKON D7500

    カメラはAF-Cのマニュアルでジェット機はシャッタースピード800-1000、51点(だったかな?…)で絞りを少しプラス露出になるように設定して撮影しています。

    1. ふじ さん、コメントありがとうございます。
      (このコメント欄は承認制になっています。3回送信いただいていて、何かと使い勝手の悪いコメント欄で恐縮です…)

      昨年同様、今年も150-600 Sです。レンズのOSはモード1に設定しています。

      自分はCanon 7D mark IIを使っています。7D2は2020万画素のAPSCセンサー、10コマ/秒、AFは65点です。似たような仕様ですね。

      オートフォーカスはAIサーボAF(コンティニュアスAFサーボと同じ動作)です。絞り優先でf/8かf/9まで絞っています。ISOを固定してSSが1/1250-1600になるようにしています。今回は多くの写真でISO-320になっています。
      ヘリコプターは更に絞ったりISOを落としてSSが1/200程度になるようにしています。

      露出補正はしていません。全てEV0です。
      昨年まではCanon付属ソフトのDigital Photo Professional 4、今年はLightroomで明るさ、彩度、コントラスト、ガッツリ編集しています。鮮やかな色と青い空に編集するのが好みです(-_-;)悪しからず…

      最も、ピントが合っていて構図に満足できるものはごく少数です。今年は1600枚ほど撮影して、納得のいくカットは記事の通り僅かです…

      また何かあればコメントお待ちしています。

      (追記)コメント送信時のエラーメッセージは解消しました。また、Wordpressの仕様上、コメント送信後に送信確認メッセージを表示できないのでご理解願います。

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