8月12日の一日分の記録です。アラブ首長国連邦のシャルージャを出発し、ようやくビシュケクへ。レンタカー屋も無事に借りてキルギス国鉄の撮影をスタートできました。今回は少し短めのエントリーです。
2024年8月12日
シャルージャでの朝。2018年に来たことのあるドバイや、そこから移動したアブダビの雰囲気と変わらないのですが、異国の朝という感じがして良いです。朝っぱらから騒々しいとゲンナリしますが、朝は静かで良いです。タクシーで空港へ。
シャルージャからビシュケクへのフライトは乗客非常に少なく、快適でした。予約時に朝食でカットフルーツを頼んでいましたが、旅行中の朝食はこれしか勝たんという気持ちに。
キルギスのほうが2時間進んでいるので到着は15時前ですが、ビシュケクに到着。ちなみに左に見えているS7のA320はドバイのリース会社から拝借したものらしいです(VQ-BRC→RA-73403 ドバイのリース会社が制裁に加担しているほうが意外)
今回はレンタカーのデポジット用に多額の現金入手が必要。なぜ日本から米ドルを持っていかなかったのか失念しました。キルギスソムは3000som/1回がキャッシング上限でどうしようかと思いましたが、米ドルをキャッシングできるという情報を思い出し、無事に米ドル入手に成功。(参考:TabinosoraさんのNote記事)
借りたときは傷だらけの車の写真証拠を撮るのに必死だったので返却時の写真ですが… Russian Troika というレンタカー屋で借りました。 レンタカー屋で☆4.5なので、結構すごいです。
車はハリアー (2代目)(外観だいぶ傷だらけ・サイドブレーキ故障)でデポジットが500USD 8月12日午後~16日夜まで借りて230USD。レンタル料は交通違反の精算と合わせて後払いさせてもらったような気がします。
2月のウズベキスタンレンタカー屋は意味不明で、交通違反の精算に時間が掛かるため車両の返却後もデポジットは更に数日経たないと返却しないとか言っていましたが、ここは当たり前ですが返却時点でデポジット返してくれます。返却日午前中の違反がその日の午後にはシステムに入っていてすごいなと思いましたが、24年2月(借りたのは23年8月ですよ)になって追加の交通違反の精算のメッセージが来ました。絶対払えないだろと思いましたがЯросというシステム(キルギス産の販売支援システムらしい??)でVISA決済できたので円満解決。
余談が長くなりましたが、車をピックアップしたので撮影地へ。
ビシュケク西側の住宅地の外縁部。この場所より西側へ行くほど開けていますが、線路が幹線道路から離れていて、どの農道が通行可能なのか良く分からないので、住宅地内を通り抜けられそうな場所で手堅く、という感じです。
ようやく到着したキルギスでの一発目は一日一往復のカンディ行き普通列車。キルギスの列車はTE33, TE10(2TE10と片ユニットだけの場合あり)とTGM2のどれかが担当します。片TE10は個人的にかなりポイント低いことを考えると、初手からかなり高得点だと思います。
キルギス国鉄の普通列車用客車は2024年から緑→青に塗装変更、この個体TGM2-2998も2024年の少なくとも6月中に青に塗装変更されましたので、緑で統一された素晴らしい記録です。
普通列車の撮影後に片付けていると、TE33牽引の貨物列車も通過。こちらはビシュケク方面の上り列車。旧ソ連の貨物列車にしては小柄な無蓋車だけの編成で、巨大なタンク車やホッパー車を繋げていないのは少し珍しように思います。
天気も悪いので投宿。8月12日~8月16日の4泊で2.3万円でした。2月のウズベキスタンでも思いましたが、1泊5,000円くらい出すと風呂場も綺麗で全体的に文句のない宿に泊まれます。普通に観光するなら、もう1本か2本北のストリートのほうが便利かもしれない。駅までも荷物があるならタクシーに乗りたい距離です。
夕食がてら駅のまわりを散策。
宿から700mくらいの場所にフルサトというレビューの高い日本料理屋があって、移動日で疲れているし天気も悪いし店を探すのも面倒だと妥協しそうになりましたが、そこはぐっとこらえてペリメニ屋に入りました。味は…そこそこです。
余談
空港からレンタカー屋に向かう途中、幹線道路にJAPAN AIDの橋が架かっていましたが、これの幅が狭いせいで渋滞を引き起こしていました。ビシュケクからイシククル方面に向かう道路はCHINA AIDで立派に舗装されています。今すぐ片側2車線の立派な橋に架け替えるべきでしょう。