6月に四国に行きたい欲が収まらず、発作のように船中泊の1泊2日で小豆島と高松に行ったりしたのですが、それとは別に以前から夏のとさでんを撮りたいと思っていました。
梅雨のあいだの晴れ間を狙うか、梅雨明け直後を狙うかと高知の天気予報を日々眺めていたところ、7月20日と21日の天気予報が悪くなさそうに思えたので、このタイミングで足を運びました。
2024年7月19日
往路はANAのスマートU25の当日券。出発当日に日付が変わったのちにネットで購入して、出社。
当日に時間休を申請して午後から羽田空港へ。ANA569便は30分ほど出発遅れ。これが定刻なら時間休はいらなかったよなあと思いつつ、やや遅れて高知着。地方空港あるあるで、市内への連絡バスは到着遅れても待ってくれます。
はりまや橋に着いたのは21時40分くらいで、もう投宿しても良い時間だと思いつつ、目の前にトラムがいるのだから撮りたくなります。
#802は広告なしで帯も側面まで回っている非常に整った姿ですが、この後、滞在中に姿を見ることはなかった…


21時55分に最終の朝倉行。
こういうインスタで廃墟乱入を自慢してそうなカラースタイルは好みではないですが、久々の夜間撮影で手間取っているうちにこんなJPEGが出来上がってしまい、これはこれで悪くないなと思いました。
ストリートフォトグラファー名乗ります。

桟橋線の終電は終わっているので徒歩で高知駅へ。
もう終電が出る時間だというのに、駅前の広場でダンスの練習している若者集団がいて若いなあと思いました。土讃線の終電で円行寺口駅へ。快活ピットイン。
2024年7月20日

翌朝、1000形気動車で高知駅へ向かいます。
朝から目に入ってくる光景として、人混みと満員電車と東京の街並ではなくて自然の山のほうが心地よいし、京浜東北線で大音量の車内アナウンスを聞きたいのではなくて、ディーゼル機関の音を耳にして生活したいと思いました。
高知駅から引き続き土讃線でJRの御免駅で下車。高知駅周辺は晴れていましたが、御免のほうは雲が多く、市内が正解だったかもしれないと思いつつ、とさでん 小篭通電停下車。
もともとは翌日のほうが雲が少なそうな予報だったので、下見と決めて気楽な感じで構図を試します。

ラッピング車ばかりやってくる朝でした。トータル2時間半ほど粘りましたが新塗装 1往復と1000形と2000形といった感じでしょうか。
10時半頃に800形が高知方面に向かいましたが、このころにはすっかり曇り空となったので、移動としました。

市内に戻って、正午頃でどこへ行っても微妙なのでとりあえず桟橋線で590形の記録を増やしておきます。これがもっと暑ければカフェに避難して休憩という選択肢もあった気がしますが、さすがは海沿いの街で、風が吹けば日陰は涼しく、屋外でも耐えられます。
右のタクシーがセドリック営業車だったら最高でしたね。
以前から気になっていた鴨部のセメント工場脇の跨道橋から。なかなか素敵な感じ。
朝倉の手前でまだ本数もあるので、標準色か新塗装が走ってくるまで粘るのも良さそうですが、それはもっと季節の良い時期の課題にしたい。
鴨部から朝倉まで歩きました。
コカ・コーララッピングの#603(これは撮って楽しいですね)、アンパンマンミュージアムの#608、猪野行きが高知ケーブルテレビの#620とラッピング車が続いてぐんにょりしましたが、新塗装の綺麗な#611がお目見えして良かったです。
伊野から上ってきた#804で市内へ戻りました。乗るのはラッピングでも構わないのですが、なかなかうまくいかないものです。
菜園場町の跨道橋は何度か撮っていますが、日中の時間帯にはりまや橋の跨道橋から撮るのは初めてだと思います。
自分の背中側にはビッグエコーのビルが建っていますが、東を向くと落ち着いていて悪くないです。

夕方になったので、もう一度、朝倉へ足を運びます。
#611と遭遇率高め。今回は鏡川橋折り返しなのでサボは付いていません。違った姿を楽しめてよいです。
夕方は東西に延びる線路の北側に日が当たるという目論見は良かったですが、建物の影落ちが激しいのは予定外でした。
鴨部市場前信号所の脇のローソンと高知銀行の駐車場が開けていて影が抜ける場所でどうにか形になりましたが、窮屈は窮屈。
ダメ押しで蛍橋の電停で後者。遠くに見えているのは#801の朝倉行きです。
右のランドクルーザーがちょっとお邪魔ですが、これはこれで。
この日は高知中高公園で土曜夜市というのが開催されていて、街中をうろうろしましたが飲食店はどこも満席。
諦めてホテルでコンビニ弁当という寂しい結果に。ホテルのある江の口川沿いからはりまや橋は微妙に離れていて、荷物を置いて戻るのも面倒なのですね。夕食には敗北。
2024年7月21日
はりまや橋観光バスターミナル前の国道の交差点で撮影しましたが、タイミングが悪く、成果らしきものは後追いの#1001だけ。他はごめん行き#624は広告なしの新塗装で綺麗だったが曇られ、その次は四万十うなぎラッピングの#602でした。
起伏のあるロケーションで面白いので、また挑戦したいです。
デンテツターミナルビル前からごめん行きに乗車。
背景はご愛嬌。

小篭通の水田は夏らしい綺麗な晴天。
前日の雲が多い空も夏らしいとは思いますが、すっきりした空はもっと素敵です。


欲を言うと600形の旧塗装に来て欲しかったですが、贅沢は言えません。
個人的には、もう少し稲穂が若いほうが撮りやすいなとは思います。7月下旬だとだいぶ育っていて、緑色を通り越して黄金色になっている稲穂もありました。次回訪問は5月頃でしょう。

高知駅に戻って、伊野までは13:49発の特急あしずり5号に乗りました。
2000系気動車が引退する前にもう一度乗って、撮影もしたいですがその機会があるかどうか。四国は鉄道移動が便利なのでレンタカーを借りる場所にも悩むし、マイカーで四国まで来るのはともかく高知から先を中村まで移動するのは大変です。

伊野駅の駅舎と到着する電車を撮りたかったですが、ちょっとイメージ通りにはならなかったです。
それにしても末端部に来て派手なラッピングだとさすがにがっかりします。

気を取り直して、以前から撮ってみたかった宇治団地前の峠越え区間。
以前、峠の反対側で撮った時はラッピングばかりで疲弊しましたが、タイミングよく#804で最高です。

宇治団地前の電停は近くに木陰があったので待ち時間もさほど苦にならず、次の下り電車で朝倉へ戻りました。歩けない距離ではないですが、さすがにこの時期に歩く気はしなかったですね。
前日の夕方に鴨部市場前信号所で撮った構図をもう少し余裕ある感じで撮りたいなと思いチャレンジしてみましたが、今度は手前の電柱影が目障りでした。もうあと数メートル奥で撮ればよかったです。
光線も16時だとまだ夕方の気配を感じず、あまりにも普通な感じがします。
鏡川橋電停に到着する電車は信号制御のタイミングがよく、ほぼ被りなしで撮影できます。以前、2022年6月に来たことがあり、晴れて撮りたいと思っていました。光線の都合で見えている側の側面は影になりますが、悪くないと思います。
これは結果論になりますが、次の伊野行きの電車は新塗装広告なしの#619でした(ここでは曇られました)。伊野で40分待っていれば#804を撮れていて、宇治団地で1時間待てば#619を撮れていたのですね。でも、木陰で待てた宇治団地はともかく、伊野で40分待つのは無理な話でした。

鏡川橋電停から高知商業前駅まで歩いて、土讃線で円行寺口駅へ。駅から歩いたところの快活でシャワーを浴びて、駅へ戻ってきたところ、ホームからそれはとても夏らしい入道雲が見えました。
入道雲の絵を描けと言われたら、こんな姿になりますよね。東京でこんな雲を見てもなんとも思いません。でも四国で見るからこの景色でも心揺さぶられるなと思いました。

高知駅に戻ってきました。あしずり11号として出発を待つ2000系気動車。
やっぱり乗りたいですね。

夕食は高知駅の高架下に入っている居酒屋で海鮮丼にしました。高速バスの時間が近かったので少し慌ただしかったですが、提供も早かったし、ボリュームもあったし、非常に満足。
この後、コトバスエクスプレスの高知 20:10発-(鳴門で乗り換え)YCAT 6:15着で横浜から東京上野ラインのグリーン車に座って出社しました。高知でセンスの良いお土産を買えたので職場で配って、旅行後まで高揚感が残って良い気分でした。
と、この時はそう思っていましたが、この記事を書いている現時点では、高速バスで戻って直接出社して土産まで配るのは、快く思わない人もいただろうなとかなり反省しています。2025年に入ってから、何かと思うことがありました。
テンション高いまま職場で土産配りはともかく、旅行後の高揚感が1日でも2日でも持続すれば嬉しいです。そのために、大変な思いをして遠くに出掛けている部分は否定できないないし、心の健康にとって良いとはとても思えません。
でも、もし、旅の思い出も誰かと共有出来たら、もっと幸せなんじゃないかと思います。それは無理なのが現実です。











