こんばんは
千代田線の6000系は着々と編成を減らしていまして、管理人もタイミングが合えば撮影に通ってはいるのですが、まだまとまって記事にする量ではないし、前回、写真をまとめた記事でも書きましたが、風景の写り込まない構図と夜のバルブ撮影ではあまり季節感のある記事にならないので困ったものです。
兎も角、本日は小田急ファミリー鉄道展2016に行ってきましたので軽くレポートというか写真を紹介していこうかなと。
今年の展示内容は小田急4000形、東京メトロ千代田線16000形、JR東日本E233系2000番台です。年々展示内容がどうでもよくなっていっている気がしますが、昨年(撮り鉄のついでに行った気がするけど写真が残ってない)のように無造作に1000形、8000形、VSEと並べられるより、テーマ性があって良いです。
太陽は10時台から展示車両の正面に当たる訳ですが、如何せん一番手前に置かれているE233系側から移動してくるので4000形の左側面まで日が当たるのは日没前。本日は秋晴れだったので、日没時には鉄道ファンが大好きなエロ光だったのではと思います。
が、E233系があまりにも手前に引き出されていたので3編成ともを4000形側から撮影するのはフルサイズの5Dに20mmの広角を装備していても厳しかったので…(明日午後まで晴れれば撮影に行ってみたいですけど)。
4000形4065F
バリバリ現役の通勤列車を普通に撮っても面白くないのでフルサイズ機と広角レンズでグッと近づいてみました。
レンズかカメラの汚れが目立ってしまってご愛嬌なのですが、連結器上の傷跡も…
16000系16030F
ファミリー鉄道展ががマニヤ向けのイベントだったら第31編成だとか貫通扉が真ん中にある一次車とかが好まれたかもしれませんが、取り敢えずは黄色帯の車両で満足です。
E233系マト16編成
E233系のマト車はこれまであまり撮影したことが無かったのですが、改めて近くで眺めるとスタイリッシュでとてもカッコいい車両だなあと思いました。いや、それこそ「小並感」なんですけど (^-^;)
マト車の横の線路もう一本分まで規制線を張っていてくれれば素晴らしい順光写真が撮れたのですが…
角度的に4000形の正面が半分くらいしか映っていませんが、このカットが今回一番気に入ったものです。どの写真でもレンズの都合で周辺減光が気になりますが、広角でグッと寄って撮れるのは車両基地での撮影ならではなので悪くないですね。
こ保線車両も良さげな感じで展示されていたので一枚。これらの保線車両はほぼ毎日稼働しているそうで、現場まではディーゼル機関で時速80kmで走行とは萌えますなあ。係員に聞いたところ、だいたい500mから800mの距離を整備するそうです。
時系列は前後しますが、海老名中央公園で撮影したバスの写真も紹介しておきます。
小田急バス 08-F9297「きゅんた」ラッピング
植え込みがあったので少しきつい角度ですが一枚。
そして中央公園らしく1/3スケール相模国分寺五七重の塔と一緒に。
立川バス M810 リラックマバス
上の写真で少し写り込んでいるのがこちらの車両。時間的には15時頃まで正面が順光にならないので正面からの撮影は諦めました。側面から七重の塔と絡めようと思うも、人の流れが絶えず、数枚撮った中で一番人が少ないものでもこの有様。
管理人実はリラックマが結構好きだったりしますが。
そんな訳で、時系列が前後して記載したので、この後に車両基地の方へ移動しましたと。で…敗戦報告といいますか(苦笑
買ってしまったのですよ…(圧倒的敗北) pic.twitter.com/lMQwlMBOLI
— しもウサ (@shimousasougou) October 15, 2016
つい、ですね。買うつもりはなかったんですけど、まあ買ってしまいました。
最近の鉄コレの出来は凄いですね。屋根上へ延びる妻面の配線や雨樋など、丁寧な造形です。でもやはり塗装が少し残念気味。
で、それは良いとしても時代考証が微妙じゃないかなと。今回生産されたモハ2形110号は旧塗装・シュリーレン台車・ひし形パンタグラフといった装備です。そして実車は1957年12月に木製から鋼鉄ボディに更新されています。ここまでは良いんですが、旧塗装から小田急ロマンスカーと同じ車体塗装に更新されることとなった要因の小田急SE車の登場は1957年5月…
当時の資料をどこを探せばいいか分からないので、はっきりとは言えませんが、一般的に考えると車体更新時に塗装変更も行ったと考えられ、製品の旧塗装・鋼鉄車体という状況が110号車に存在したのか怪しいでしょう。製品の箱に「1957年当時のイメージを出すためシュリーレン台車とし」と書かれていますが台車更新は1985年ですから、ますます不可解です。
とはいえ、「1957年当時のイメージ」に違いはないのですが、どうせ製品化するなら現在の110号機リバイバル塗装で発売してほしかったものです。
といったところで、最後にいろいろと書いてしまいましたが、久々の晴天、本当に素晴らしい秋晴れの下で撮影することができたので管理人的にはそれだけで大満足といったところです。
ではでは。