いよいよ、天気予報の最低気温がマイナスを示し始め…あれっ、秋はどこへ行ったのだろうか(?_?)
晴れてて、過ごしやすい筈の秋などと言う季節は無かったようです(苦笑)。兎も角、今回は中国旅行の記事を再開させますが、気づけはもう2か月も前の話となってしまっています。もう少々お付き合いくださいませ。
さて、中国鉄道博物館は、管理人が中国に住んでいたころから訪れてみたいと思っていた場所です。結局、広州に住んでいる頃は一度も北京を訪れることは無かったので、来ることはありませんでした。というか、当時北京を訪れたとして、ここまで辿り着けた自信がありません。
この日は地下鉄角門東駅スタート。地下鉄三元橋駅からバス乗車。三元橋よりバス403路乗車。終点の環行鉄道バス停へ。歩いた経路は以下の通りです。インターネットでアクセスを検索するとヒットすウェブページ当時に比べ、博物館付近にビル建設が進んでいるため、雰囲気は大きく異なります。また、近辺の道路は交通が多いので十分に注意してください。
今回のエントリーは何を撮って撮ってないか私的に整理したものに近いものですから、かなり適当なのはご了承をm(_ _)m
解放型1191号機「朱徳号」解放型304号機「毛沢東号」
解放型2101号機「国慶号」
左側に少しだけ写っているのがSN型23号機。
建設型5001号機
KD5型373号機
日本の「キューロク」9600形を標準軌仕様にしたもの。
KD55型579号機
標準軌仕様にしたものを更にメーターゲージに改軌したもの。
KF1型006号機
PL9型146号機
前進型0004号機
人民型1001号機
勝利型601号機
工建型1019号機
勝利3型152号機
解放6型3022号機は撮影しましたが、あまりにひどいピンボケなので掲載せず。
管理人未撮影が以下の通り。0号蒸気機関車、FD型1979号機、解放型2121号機、解放型4101号機、解放9型3673号機、解放11型3773号機、解放51型738号機、KD7型534号機、PL3型51号機(ヘッドライトだけ撮影、意味不明)、前進型0001号機、前進型101号機、勝利12型890号機、SN型23号機です。解放型のヘッドライトが煙室扉真ん中にあるアメロコスタイルそんなに気にくわなかったか(苦笑)。
中国国鉄DJJ2型電車「中華之星」
プッシュプル方式の自主開発高速列車。後述の「中国鉄道大全」を買ったときから一目見たいと思っていた車両です。
韶山1型008号機
運転台は入り損ねました。また、足回りにソ連製機関車の影響を受けているとの事で、足回りも撮影しておきたいものです。
韶山8G型002号機(Aエンド)
こちらは、ソ連からの輸入機関車。同様に、足回りに特徴を持つほか、車体の丸窓もソ連的です。連接のまま展示されています。
ND4型15号機
豊台機関区で放置されていたものが博物館入り。東風8や11型風の塗装ですが、本当にこの色?
東風4C型4040号機
ND5型0049号機
本線用アメロコで、アメリカGE製造。
NY6型0007号機
ND4型より大きい車体ですが、細身で印象が違いますね。西ドイツヘンシェル製。そして日本では扱えなかった液体式ディーゼル機関車。
ND5型の横から蒸気機関車写真展をやっていました。お陰で一部の機関車を見れなかった訳ですが。
少し古めの写真が多かったので、恐らく今では展示されている大半を撮れないと思うのですが、この凍結した川の上で撮影に挑む人々は…どう見ても鉄道ファンですね(苦笑)。
東方紅5型0001号機
入れ替え用東方紅シリーズでは大柄な5型。ただし後部はパネルで隠れている。らしからぬ排障器が目立ちます。
中華之星などの上に跨線橋が掛かっているので、上から一望することができます。
右端に見えているのは急行「大陸」向け客車群。車内も見学できる筈ですが…ちょっと見てないです(;´Д`)
東風4C型4001号機
恐らく、この左奥に映っているものが東風4型トップナンバーだと思うのですが、なぜか撮り忘れております。4001号機は特殊なものではないと思いますが、この紺色の塗装も良く分かりません。東風8型の塗装に近いなあとは思います。
東風4DJ型0001号機
ドイツシーメンス社と共同開発の交流モーター搭載試作機。個人的に、東風4C、D、DK型と同じ、角ばったスタイルが好みですね。
東風7型0001号機
重連タイプの山岳線用0番台。背中合わせになっているのは3001号機ですから、極寒冷地用のトップナンバーだと思われ。
北京型3003号機
韶山8K型008号機(Bエンド)
北京にほど近い豊沙線を走ります。フランス製。
韶山6K型002号機
日本から1980年代後半に輸入されたものです。中国国鉄はC-C配置の機関車が多いのですが、日本らしいBBB配置を取ります。台車のバネにも、雰囲気を感じます。
韶山5型0001号機
展示方法と、写真の構図の影響で分かりにくいですが、中国では珍しいBB配置の小ぶりな機関車です。
韶山3型0001号機
中国国産ELの第一世代にあたる車両です。
兎も角、この辺りの機関車はこの通りの密度で展示されていますから、撮影には一捻り必要と言ったところでしょうか。
なお、室内展示の蒸気機関車以外の車両で未撮影は以下の通り。
電気機関車:韶山6型0002号機
ディーゼル機関車:東風7D型30001号機、東風7J型0001号機、東風8型0001号機、NY5型0003号機、ND3型0001号機、ND5型0422号機、東方紅1型4290号機、東方紅2型0008号機、東方紅3型0009号機、東風1型301号機、東風4型0001号機、東風5型0007号機。
その他として、今回全くもって記録していない客車の一部は以下の通り。
西太后専用車SY97334、18型客車、19型客車(なかでもRW50359は三軸台車!)、21型客車、22型客車、特殊輸送車両(毛沢東遺体輸送用?)、テンイネ2型GW97349、テンイネ2型GW97347。恐らくもっとあります。
館外には東風4型や北京地下鉄車両など雑多に並べられていますが、かなり疲れていたのでほぼ撮影せず。睡蓮の花が綺麗だったのでパシャリ。睡蓮の花って、水面から離れて花が咲いてもかなり微妙ですね(苦笑)。このくらいの高さが綺麗です。
気を取り直して、野外展示の車両…もっとも、インターネットの記述を見る限りだとそれなりの期間(雨ざらし)で放置されている様子ではありますが。
韶山1型0681号機
韶山4型6001号機/東風7C型5006号機
韶山4型0168号機
以上が初訪問となった中国鉄道博物館でした。
この後、バスで一時間程揺られて北京市内へ戻りましたが、すっかりバス酔いしたので大変辛い目に遭いました(;´д`)トホホ…
唯でさえ具合が万全ではなかったので、途中から地下鉄にしておけば良かったかな…
旅行人社発行、阿部真之、岡田健太郎著「中国鉄道大全」を読んでから行くと後悔が少なくて済みます。数年前から持っていましたが、このエントリーを書くにあたって久々に開いて盛大に撮り損ねを後悔しましたから…
管理人、ここを訪れてみたいと長年思っていた割には各車両の知識が無かった訳ですが、アッ、この車両カッコイイナァとか、これは人が写り込むから後で見ようと思っている今回の様に何を撮ったか分からなくなってしまいますから、ひとつずつ丁寧に見て回ることを強くお勧め。でも、行けただけで満足しちゃうんです。本当に。少なくとも当時は、そう思いました。
来年、北京を再訪するのは決まっていますが、ここにもう一度来たいかと問われるとどうでしょう、とは思いますが…