2023年7月16日に、関東鉄道のキハ315・316号がラストランとなります。この話題を知り、先に引退したキハ005・006号を撮影したときは何を考えていたのだろうとブログを探したところ、実はエントリーを書いていなかったことに気付きました。
2021年12月とやや古い話題になりますが、良い機会なので紹介したいと思います。
2021年12月5日
この日撮影したのは「ありがとうキハ005・006号 乗車会&撮影会」で運転される団体臨時列車です。臨時列車は朝の10時頃からの運転でしたが、栃木の冬の朝といえば真岡鉄道の送り込みを撮らずにはいられません。定番撮影地へ向かいます。
いかに編成後部のC12を隠すかがポイントです。バランスとしてはこれで満足ですが、キャブの後ろの木々がやや目立ちます。次の機会があれば、もう少し低いアングルにしたいものです。
折り返しの列車となる6001列車は逆光側からシルウェットを強調した作例が多くみられ、自分でも撮りたいと思ったのですが、結局、送り込みと同じ場所から撮影しました。
真岡鉄道のSLは比較的光線の良い撮影地に恵まれているようで、また訪問したいなと思ってはいるものの、栃木はどうにも遠いもので、2023年7月の時点では再訪できていません。
関東鉄道のキハは午後から撮影開始としました。午前中に(真岡鉄道を撮っている間に)列車は守屋から下館に向かっています。これは午後に下館を出て、水海道車両基地に向かう列車です。
筑波山を背景に定番の撮影スポット…かなと思ったのですが、他の撮影者は2名ほどで拍子抜けしました。
イベント参加者は水海道車両基地で撮影会があります。撮影会後、増結されてキハ006+キハ005+キハ004+キハ003の編成となり、車両基地から守屋駅へ走ります。
「ローソン 谷和原小絹店」のすぐ東にある小さな跨線橋から撮影しました。
撮影の目玉は一日の最後、守屋駅から車両基地へ入庫のため、一旦、水海道駅で折り返して戻ってくる場面です。行先は取手と出ていますが、このまま入庫です。
フルサイズでは165mmくらいのややワイド寄りの構図と、個人的にかなり苦手とする類の場所です。この素晴らしい光線で撮影ミスでもしたら悔やみきれないな…と冷や汗でしたが、無事に素晴らしいカットを持ち帰ることができました。
久々にこの写真を見返して、良く撮れたなあと改めて嬉しくなりました。
基地へ入庫して、撮影終了です。
往路は真岡まで4号バイパスを走って下道で、復路は谷和原ICから高速を使い、往復で走行距離にして250kmばかり、茨城や栃木というと気持ちとしては遠いですが、数字で表すと千葉へ行くよりお手軽だったようです。