明けましておめでとうございます。
2023年お盆のキルギス・カザフスタンへの旅行を書かずにいるうちに、新しい年になってしまいましたが、そんな2023年のラストとして12月30日に三岐鉄道を初訪問しました。
年末年始の旅として徳島へ向かおうと決めましたが、自宅から「ほぼ下道」で行くことにしました。約700kmの距離をぶっ通しで移動するのは無理なので、途中の休憩を兼ねて三岐鉄道の訪問です。
仕事納め28日。29日午前中に自宅から神奈川県西部の実家へ。日没後に実家を出発して国道246号線、静岡県道24号線通って富士東ICから国道1号バイパス。豊橋で仮眠を挟みつつ、30日朝に保々のカーブに到着。
日の出後の1本目に「赤電」塗装の801系803編成がやってきました。この塗装、まだ私が大阪で大学生をやっていた頃の2019年から走っていて、当時、大阪から三重県なら近いし撮りに行きたいなあと思っていたのでした。
EDの重連を撮影する時、101系のパンタグラフ位置ほぼそのままということです。次の写真と見比べてみてください。
751系(元 西武 新101系)は近鉄富田側のクモハ751に抵抗器がずらりと並んでいて壮観なのですが、日の出前の8列車で近鉄富田に行ってしまい、この時間に上り列車として撮影出来ませんでした。
年末に貨物の運転があるのかすら知らずに訪問したのですが、しばらく運用から外れていた三岐鉄道最古参の機関車 ED458が運用に入るということで、大盛況となりました。
地元のファンの方が、入換用のED301が電車と繋がっているのは珍しいと仲間に説明しているのを耳にしたので、保々の車両基地を見物に行きました。
ED301は以前撮影した富山地鉄のデキのほうがかっこいいなあという感想を持ちましたが、復刻塗装の101系が顔だけでも見える位置に留置されているのは良かったです。
長距離の運転で疲れていたので、朝食を兼ねて喫茶店にピットインしたのですが、北勢線ナロー麻生田-楚原のめがね橋近くまで移動していましたので、うまいタイミングで撮影しておけばよかったというのが反省点です。
この場所では線路に寄って編成写真を撮ることもできるし、線路とアイレベルで藤原岳を入れることもできるし、いろいろ撮ってみたい構図があります。
ところで朝に撮影した3712列車が富田に着いた後、下り列車の運用に就いたはずです。白ホキないしは重連回送を撮り逃していると思われます。
雲が湧いていましたが、通過時はギリギリ薄晴れと言っても良いかなと思います。もっとも、この日のED452 + ED458の組み合わせでは2両の色合いの差異が目立つこは仕方ありませんが、右下に4輪車の轍はかなり気に入りません。
保々で交換してすぐに上り列車が来ます。ED458は元東武の機関車だと言われてもピンときませんでしたが、この角ばった風貌は一目で東武の機関車だなと思えて、面白いです。
時系列としては順番前後しますが、普通列車の構図では轍も目立たず、背景も綺麗で気に入りました。
3716レ撮影後にそそくさと移動してしまいましたが、移動後数十分は雲が移動して夕方らしい良好な光線なのが伺えました。Uターンして戻っておけば直後の31列車とか33列車を夕光線で撮影出来ていたのだろうなあと思いますが、移動すると決めたら融通が利かずに移動してしまうのは悪い癖というか性格といいますか、反省点です。
なんとなく撮影が物足りない気もしますが、たまに足を運ぶ秩父鉄道のほうがアドレナリン出るなと感じました。感情の老化が始まっています。
機関車は別にED458にこだわりがある訳ではなく、どの形式も素敵ですが、このラインアップなら機関車より普通列車のほうが素敵なのでは…?と思ったり思わなかったり。西武イエローも、赤電も、復刻塗装の青色も、どれも色鮮やかで自分の好みというのがあるかもしれません。
などと書きましたが、下道でお手軽に訪問できることが分かりました。蕎麦畑が綺麗な時期にまた再訪したいと思います
撮影のあとはスーパー銭湯で入浴して、国道25号線で亀山市、名阪国道、天理から大阪府松原市まで下道、松原JCTから阪神高速に乗りましたが、途中で経路を誤って阪神高速を降りてハーバーハイウェイなる有料道路に入ってしまい、それなら連絡橋の手前の垂水まで下道で良かったなと思いました。(こういうのが日本の生産性を下げています。八つ当たりです)
[…] 初訪問 三岐鉄道 2024年1月3日 […]