こんにちは
昨日と今日に引き続き、関東と東北の鉄道ファンが583系「はくるつ」で盛り上がっているところに一ヶ月ほど前の同じ国鉄型特急の話題を記事にします。
去る5月28日と29日に仙台車両センターの485系A1・A2編成が「 横浜セントラルタウンフェスティバル Y157記念列車の旅」として最後の上京を行うという事で、しかも28日には東海道線を根府川まで走るということで、これは撮りに行かなくては後悔するなと学校を休み撮りに行って参りました。
撮影地に選んだのは根府川~早川間の有名撮影地の一つ、米神カーブの下り列車撮影側です。
そんな訳で、本番が1時過ぎの通過に対して朝の7時前に撮影地に入ったのですが既に10名以上はスタンバイしていました。とはいえ、キャパの広い撮影地ですが、気に入った構図で撮影されていた方のブログをお気に入りに入れ忘れて見失っていたので構図が決まらず…とりあえず普通列車で定番構図で一枚。
写真はピンボケですが、グレーの空が目立ってしまい全く面白く無い構図だったので即効で却下。
暫くカメラを持って歩きまわりましたが、紫陽花を構図に入れる事は決意。結局、通過の一時間ほど前まで引いたりF値を変えて(紫陽花の見え方が変わる)みたり高さを変えてみたり、詳細こそ決まらなかったものの構図自体は決まりました。
そして例によって「今」の東海道線の主役の一人、E231系の写真もブログに記載。
朝の時間帯の東海道線といえば、なんといっても次々と通過する貨物列車。こちらは54レ福山レールエクスプレス。暫く前に同じ区間の佐奈田カーブで「伊豆・箱根ものがたり」を撮影した際にも後追いしてました。
実を言うとこの撮影地、後ろを振り向けばトンネルから出てくる構図の米神カーブなのですが、時間を知らなかったので…残念。
185系のOM08編成。上り「踊り子号」の回送でしょうか。
OM08編成といえば、2012年に高崎で撮影した157系国鉄特急色風塗装の時期の写真がありました。
この頃はビデオカメラを持って楽しんでましたね…この頃から比べると管理人の鉄道の楽しみ方も変わったものです。
そして東海道線の主役のもう一方、E233系。そういえば、この日に見かけた通勤列車は割りと綺麗に洗車されていましたね。しばらく前は汚れた車両ばかり来たのに(^^;)
少し引いて紫陽花を大きく入れようかと思いましたが、まだ満開ではなかった(というか、この撮影地に通っている方曰く「突然咲いた」そうです)ので緑が目立ちすぎかな…
撮る度に白とびすることで有名(当社比)のEF66 100番台。今回はひどいことにはならず一安心です。貨物には疎いので相変わらず列車番号なんかは知りませんが…
毎年貨物時刻表を買おうとだけは思って忘れる管理人でした。
スーパービュー踊り子の251系。少し前まで付いていた花柄のステッカーが剥がされていて残念。
そしてもう一度251系を。二枚を見比べると、運転室上のライトが点灯・消灯していまして気になったので同じ構図ですが載せてみました。
また、この2枚だとF値も変えてまして、一枚目F7.1、二枚目F2.8です。結局、F値を開放すると紫陽花がボケるのは良いのですが、なんだかなぁと思っていたのですが、隣の撮影者の方と話したところボケすぎて紫陽花なのか何なのか解りにくいってのはイケてないよねみたいな話になったので大いに納得しF7.1で撮影することにしました。
ライトケースの形状が変更されたEF66 100番台後期型もやってきました。
エクスプレスカラーの185系OM09編成。
途中、湘南ブロックの185系と併結した編成が通過して行った気もしますが…気のせいだったかな、珍しい塗装だとは思ったんですが。
怪しかった空模様も少しづつ明るくなってきて、暑いナァと思っていると根府川側から猿が結構な両歩いてきまして、警戒心が薄いのか列車が接近しても線路から動かないんですね。
線路乱入鉄ならぬ線路乱入猿です。
EF210牽引の貨物列車。撮ろうと思ってもなかなな撮れない貨物列車ですから、綺麗な姿をカメラに納められると嬉しいものです。
近くの撮影者に教えていただいたのですが、本番が通過する時刻が上り貨物の通過時刻に近いそうで、裏被りが心配だとの事。幸いにも本番通過数分前の普通列車と被ったので安心して本番撮影に挑めます。
一帯に安堵の色が広がります。
そして数時間待った甲斐が実る瞬間、485系の通過です。初めて見る現役の485系、そして始めて「撮影」する485系。撮りたい構図で撮れたときの嬉しさ故に撮り鉄は辞められないなぁと何度でも思います。
9821M Y157記念列車 485系A1A2編成
直ぐに後ろを振り向いてとりあえず後追いでもシャッターを切ります。
そして、無事に根府川駅への下り列車の撮影に成功、となりますが、落ち着く暇もなく回りも移動を始めます。上りをスタンバイしていた方々はそのまま、下りを撮影していた方はトンネルから出てくる構図が撮れる位置まで移動します、が管理人は撮影地近くの坂を上ります。
こんな先ほどまでの場所から離れていません。地図の名前は勝手に米神俯瞰と名づけておきます(苦笑)。
と言う訳で、長い待ち時間に選んだ場所で上り列車を撮影します。暇だったので近くの坂を登ったら、少し開けた場所を見つけまして、小田原らしくミカンが実っていたのでこれと絡めるのも悪く無いでしょう。
移動後直ぐにEF64JR貨物新更新色が通過してなんとも言え無い気分になります。あと少し先ほどの場所に残っていればなぁ…後悔先立たず。
そして数十分待ち、上り列車が大きな警笛と共に現れました。クリーム色の車体で思い通りの発色にならず、色を整えたらミカンがくすんだ色になってしまいましたが、致し方ないかな。
ともあれ、小田原らしい風景で北国の列車を撮れたので満足です。
9822M Y157記念列車 485系A1A2編成
と言ったところで今回の撮影は終了。最後の上京となった485系。小田原の新緑の中を走りぬける姿をカメラに納める事が出来満足でした。
(2016/7/18追記)
動画もようやくアップロードしたのでご覧下さい。
ところで、485系と言えば見たのは初めてで無いんですね。2011年の冬に九州に行った際に既に駅の側線(鹿児島本線の駅だったかな)で放置されているRed Express編成を見かけたことはあります。
次の日も485系が運転されるということで気合を入れて撮影したかったのですが新宿で国際連合公用語英語検定の試験が在ったので根岸線の撮影地に目星を付けておきましたがそれはまた別の記事で。
ではでは。