初訪問、岐阜基地航空祭2017

中国旅行の方は相変わらずのペースで更新できています。(@´・ω・`)⊃ヨカッタヨカッタ

交互に更新ということで、今回は別の話題。そんな訳で今回のアイキャッチ画像。11月18日23時46分、名鉄各務原線岐阜駅、終電発車待ち。管理人が初めて乗車する名鉄電車はなぜか、終電でした。

入間基地航空祭で見たF-2の帰投がすっかり気に入った管理人、岐阜基地航空祭に行ってきました。

初めて乗車する名鉄が各務原線というのもかなり微妙ですが、なんだか古臭くて小さい車両に暫く揺られて日付が19日になった頃、六軒駅到着。北へ歩いて24時間営業のファミレスへ…

3時45分くらいにファミレスを出発し南会場正門の待機列へ向かいます(勿論、徒歩)。管理人は冷え性の寒がりなので震えながら暫し待ちます。

入間基地と違い、正門の開放はとても早く、7時前には滑走路際へ。早くから並んだ甲斐あり、(初訪問なのでベストポジションかは兎も角)良さげな位置を確保。こんな綺麗な朝焼けは久々に見たといったところです。

Fuji T-7 36-6906

スケジュール通り、8時半からT-7練習機によるオープニング飛行が始まります。

実は、夜に六軒駅についた時点では南の空に分厚い雲が掛かっていたものの、北の空では星空がとても綺麗でした。で、夜明け前に辺り一面分厚い雲に覆われたのが日の出後には上の写真のような朝焼けを見せてくれたのですが、山の天気というのは直ぐに変わるものです。わずか数時間の間にまた雲が戻ってきました。

Lockheed C-130H Hercules (KC-130H) 85-1080

続いて9時半から第一輸送航空隊第401飛行隊KC-130Hによる航過機動の展示。

上空を旋回する機体を600mmで撮影。あまり躍動感は無いですが、ほぼ側面から空バックに撮影した不思議なカットになりました。

迫力のローパス。入間のC-1輸送機では見れない光景です。(もっとも、入間も離れた位置から見ればこうなっているのかも…)

ローパスからの急上昇。こんな感じで太陽が顔を見せたり見せなかったり。

若干ピントが甘いのが物凄く残念なのですが…大きくターンして会場上空をバンクしながら通過。戦闘機のように急な角度で旋回しているわけでもないのに、地上から(地上低い位置を飛ぶ機体の)背面を撮れるのは不思議な感じ。

10時15分から飛行開発実験団の機動飛行。機動飛行一発目は今年のスペシャルマーキング、F-4EJ #409。各務原飛行場100周年マーキング。太陽が陰ったり曇ったりと不安定な天気の中、話題のスぺマをしっかり押さえて一安心。

Mitsubishi F-2A 13-8514

続いてベイパーを引きながら上昇するF-2、最高の一言。液晶を確認して、これで岐阜に来る為の費用は完全にペイされたと安堵したもの。でも実はF-2の晴れカットで満足できたものはこれだけ。F-2はまだまだ撮り足りないです(苦笑)

Mitsubishi F-15DJ Eagle 12-8078

F-15は入間の帰投でもベイパー引いていてカッコ良かったのですが、今回も。管理人、別に熱い自衛隊ファンではないので見るところ違うかもですが、F-15は何も搭載してないハードポイントが少し目立ちますね。

可変翼機ではないですが、脳内に鳴り響くDanger Zone。そういえばトップガンも新作出るそうですね。

編集する際に構図に悩みましたが、増槽のシルエットが際立つこのカットもなかなか気に入っています。

Mitsubishi F-4EJ Phantom II 87-8409

改めてスペシャルマーキングのF-4EJを横から。今回の機動飛行ではあまり派手に飛びませんでした。やはり、迫力なカットを撮るならかかみがはら航空宇宙博物館の横辺りでしょうか。

自分が変な向きでカメラを構えていたのかなと思いましたが、Twitterで他の写真を見た感じ、やはりこんな向きで飛んでいた様子。かなり微妙なカットとはいえ、艦上戦闘機として設計された名残のアレスターフックもはっきり確認できて悪くは…ない?

小牧基地からやってきたKC-767、F-2、F-4EJ、F-15による編隊飛行…の全景は背景の空色が悪かったのでKC-767とF-2にクローズアップです。もっとも、微妙に解像が悪いカットが量産されたのはAFポイントの選択ミスでしょう。

KC-767のフライング・ブーム辺りとF-2をファインダーで追っていたのですが、帰宅後に写真を見てみると離脱してゆくF-15が写っていまして…たぶん離脱中の機体は派手に背中を見せているので来年も航空祭に行くとしたら改善点ですね。

KC-767が視界から消えている合間にファントムがドラッグシュートを開いて着陸。F-2、F-15と続きました。

Boeing KC-767J 87-3601

F-2は思惑通り素晴らしい。でも一番輝いて見えたのはKC-767の航過機動だったと思います。生まれは旅客機の機体が、お客を乗せた状態では見せないようなバンクで旋回する様子は圧巻でした。

ランディングギアの収納のタイミングは少々残念。旅客機は青空単色より少しだけ雲が見えている方が素敵ですね。

ここまでなかなかの空模様でしたが、数十分後の~からのブルーインパルスでは残念ながらこの通りの厚い雲が広がりだしました。

もっとも、入間ではこの構図からの離陸は撮れないので低空を飛ぶT-4のカットは収穫です。

ごく一部で青空は残っているものの…途中から雨が降り始め、ブルーインパルスの曲芸飛行は中止。4年ぶりの岐阜基地航空祭ブルーインパルスは編隊飛行でした。この流れ、横浜で体験済みだ…

雨が降り始め、ブルーインパルスの曲芸飛行も見れないという事で、飛行の途中ではありましたが南会場から北会場へ徒歩で移動しました。そもそも帰宅する際は北会場の出口を利用予定でしたし、他にも大きいレンズを抱えた方々も移動していたので、ちょうどよい梅塩かなと判断。

Extra EA-300SC JA111F

南会場の常設展示の保存機の写真も一通りカメラに収め、北会場に到着するとレットブルエアレースで日本人初として年間総合優勝のタイトル獲得を達成された室屋義秀氏の曲芸飛行が始まるところでした。

ブルーインパルスが曲芸飛行を披露しなかったなか室屋義秀氏の曲芸飛行を見れたのは複雑な心境ではありますが…とはいえ普段目にする機会も少ないものですから、とても楽しめました。

室屋義秀氏の演目は動画で見るのが一番かなと思います。この天気で写真だと…?

後から写真を編集していると、後ろを振り返れないスタイルは要撃戦闘機・雷電のようだななどと思いましたが…

撮影中は雨降ってるし、レンズは重いし、思うようなカット撮れないし、三重苦(苦笑)

Mitsubishi X-2 (ATD-X) 51-0001

何かと話題だったX-2は北会場格納庫で展示でした。夜の時点で雨が降っていたら北門に並んで、朝一番でこちらを見に来ようと考えていましたが、結局南会場に行ったのでこちらは後回しに。雨の中でもどうも待機列が3時間程という事で断念ですが、少しだけでも外から実物を拝めたので十分。思ったより大きく(恥ずかしながら、T-4くらいのサイズだと思っていました)、ステルス実証機ということもあってはF-35(これも実物見たことが無い)のような雰囲気を感じました。

Mitsubishi F-4EJ Phantom II 57-8357

今回の航空機武装展示のファントムは豪華だったと解説しているツイートを見かけたのですが…

Kawasaki C-1FTB 28-1001

兎も角、相変わらず雨が降ったり止んだりする中、最後の演目、異機種大編隊と相成りました。岐阜基地航空祭訪問にあたって撮りたかったのが全身銀色のC-1試作1号機。

もっとも、この塗装とこの天気と、やはり逆光側になる北会場では厳しいッ。それに、ISO感度上げるにも限界はあるしやはり非純正の暗いレンズでこの空模様は厳しいかな(特に主翼下部の影が見苦しいですね…)

異機種大編隊参加予定だったF-2#101。この天気では残念…

午前中に引き続き、参加しているのはF-15#78。エアブレーキを展開して通過。

雨も強くなってくるし、名鉄各務原線の様子では入間以上の混雑になるに違いない…曲がりなりにも撮れたし、これはそろそろ離脱すべきだなと、思い始めます。

北門へ歩き始めた辺りでC-1が単独で派手目な飛行を始めたよ…幸いレンズごとカメラを仕舞わずに歩いていたのでダメ押しとばかりに人混みの中立ち止まって撮影。自衛隊イベントは最後まで諦めずにカメラを仕舞わない、これは何年か前の富士総合火力演習でカメラを持ちながら移動していてオスプレイを撮れた教訓ですね(^^ゞ

この後は北門から名鉄三柿野駅へ向かったものの、やはり既に物凄い人混み。同行者が切符を買わないといけなかったので、これでは無理そうだなと歩いて隣の二十軒駅へ。二十軒駅は各駅停車の駅で1時間に2本しか電車が来ないので20分程待ちましたが、それでも混雑の中入場制限を待つより遥かに良いや…来た電車には勿論着座して名鉄岐阜駅へ。

といったところで、初訪問となった岐阜基地航空祭でした。F-2はもっと撮りたいし、近いうちに引退するとみられているファントム記録しないと(撮り鉄風に言うなら葬式に行かないと)といったところで、来年の秋は忙しそうです。百里、入間、岐阜、築城と4連発したいですね。

ではでは(‘◇’)ゞ

One Reply to “初訪問、岐阜基地航空祭2017”

  1. […] 元々、百里基地航空祭で焦点距離不足を感じて購入を決意したレンズですが、その後、百里基地航空祭に行くことはありませんでした。2017年の入間基地航空祭・岐阜基地航空祭、2018年の入間基地航空祭・岐阜基地航空祭、2019年の岐阜基地航空祭はこのレンズで撮影した写真が主です。 […]

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