2021年の6月に自家用車としてWキャブの2トントラックを買いました。最近のキャンプブームで流行りの8ナンバーのハイエースキャンピングカーなどと異なり、ごく普通の4ナンバーなので、毎年車検です。
昨年も車検後に年間維持費についての記事を公開しましたが、今年も車検を通しましたので、備忘録として公開します。
過去の費用
| 2022年度 維持費の概算 | 約 ￥560,000 |
ここに含まれる費用は、自動車税・メンテナンス費用・車検代・任意保険・ガソリン代・駐車場代です。
2022年度の概算も、この記事で紹介する費用も厳密に過去1年間の費用を示している訳ではありません。メンテナンス費用、ガソリン代、駐車場代は過去1年間の実績(概算）ですが、税金、車検代、保険代などはその年の費用です。
メンテナンス費用
| 2022.8 | 燃料タンク バンド交換 | ￥7,000 |
| 2022.12 | スムーサーオイル交換 | ￥5,500 |
| 合計 | ￥12,500 |
2022年度は調子良く走ってくれましたように思います。
年末に走行中に突然ギアが入らなくなって冷や汗でしたが、これは何かの拍子にスムーサーの非常用スイッチ（ギアを強制的に前進1速）がONになったためでした。Wキャブはキャブチルトしないのでエンジンやミッション系のトラブルは致命的になる気がします。深刻なトラブルではなくて安堵です。
その後点検を兼ねてスムーサーオイルを交換してもらったところ、交換後は明らかにスムーサーの挙動が改善したのでおすすめです。
車検・税金等
| 自動車税 | ￥21,400 |
| 自賠責 | ￥12,850 |
| 重量税 | ￥28,500 |
| 印紙代・手数料 | ￥9,300 |
| 車検整備基本点検料 | ￥32,500 |
| 保安確認・総合検査料 | ￥7,500 |
| エンジン・シャシ洗浄 | ￥8,000 |
| 点検・整備項目・部品代 | ￥30,900 |
| 合計（自動車税・車検費用の消費税を含む） | ￥138,190 |
昨年は足回りの整備や部品交換が多かったので点検・整備項目と部品代が嵩みましたが、今年は部品交換は1点のみ（ウェザーストリップ）だったので、それなりに安価に済みました。
自動車税は一般的に車検費用ではありませんが、支払いのタイミングがほぼ同一であることから同じ項目に含めています。
任意保険・駐車場代
任意保険はネット保険で￥83,000でした。昨年同様の注記ですが、やたら高い要因は車種ではなく管理人の年齢であると思われます。
駐車場は月々の費用と更新料で年間約￥105,000
走行距離推移
| 年間走行距離 | ||
| 納車時 | 202,600km | |
| 2022年5月 | 210,505km | 約8,000km |
| 2023年5月 | 217,121km | 約6,600km |
燃費は平均すると10km/lくらいです。高速を80km/hくらいで巡行するともう少し燃費が良くなったり、下道だと悪くなったりはします。燃料代は一時期値上がりがありましたが、おおむね135円くらいに思いますので、走行距離ベースで考えると年間約￥90,000くらいとなります。
ただ、やはり月に1, 2回は給油して月額￥5,000円くらいに加えて、遠くへ行くたびに1~2万円分給油しますから、体感ではもっと燃料代が嵩んでいるように思います。
概算
| 2023年度 維持費の概算 | 約￥430,000 |
昨年に比べて車検代がやや抑えられたことが年間維持費の減少要因です。こうしてみると、駐車場代の割合は相当なものです。駐車場代は月￥8,000円ですから、これより高い場所には絶対に引っ越せないなと思います。
2年間乗ってみて
やれSDGsだEVだという中で排気量5,000ccのディーゼルエンジンで動く自家用車を気軽に買える時代はいつまでだろうと思うわけです。それなりの出費はありますが、このように自分の好みに合う車に乗れるのは非常に恵まれたことです。
2022年9月に北鉄の撮影で金沢へ、まだブログ記事を書いていませんが、2023年4月に富山地鉄の撮影のため富山へ自走して行ったのが主な長距離運用でした。長距離運転に最も最適な車というわけでは決してないですが、マイカーでいろいろな場所へ行けるのはとても楽しいです。
誰もが2tトラックを自家用車に選べるわけではないですが、もし気になっているのであれば、是非乗ってみて欲しいなと思います。
とは言いつつも、いすゞのSUVに乗りたいなあとか、セドリック営業車に乗りたいなあとか思いながら中古車情報を眺めています。いつまでもトラックに乗って遊んでいられるとも思わないですが、結局、趣味性の高い車が欲しいというところから離れられないです。
怪しい中古車を買って修理に費用をかけるなら、現状で小気味よく走っているトラックのままで良いかなと思うので、しばらくはWキャブとの生活が続きそうです。
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