晩冬の新潟115系

深夜に新潟まで運転して、翌日に撮影、再び深夜に運転して自宅に戻る2車中泊3日プランの新潟行き第二弾です。

3月のダイヤ改正を控え、朝夕の115系6連運用は終了、そして新潟駅の高架化完了後には高い確率で姿を消すと思われる新潟地区の115系をもう一度撮影したいと、金曜日の在宅勤務後に出発しました。

自宅から月夜野ICまでは上武道路などを使い下道です。夜の上武道路は走っていて本当に楽しいです。

前回同様、谷川岳PAで仮眠を取り、長岡へ…のはずが、あまりの睡魔に襲われて大和PAで再び仮眠。長岡スマートICで高速を降りました。結局、2か所で計5時間ほど仮眠しましたが、眠気は取れませんでした。在宅勤務とはいえ、勤務後の長距離運転の厳しさを痛感しました。

125M

二回の仮眠のお陰で、撮影地への到着は通過直前となり、構図を熟考する時間がありませんでした。もう少し側面を多く見せるべきだったでしょう。

生憎の天気でしたが、寒色の三次新潟色に救われたように思います。

222M

田畑の雪はほぼ残っていませんでしたが、薄く雪景色された弥彦山にはちょうど良いタイミングで日が射しました。

仮に田畑に雪が残っているような状況だとしたら、それは写真的には嬉しいのですが、管理人のマイカーは到底、積雪した農道には入れないので、そういった意味では安堵していました。

129M

129Mの通過する8時半頃には雲がどんどんと厚くなってしまいました。この列車は前回、昨年の9月に撮影した際のほうが良い出来です。

226M

その前回は車を農道で脱輪させて撮影できなかった弥彦線の運用です。編成の向きが変わるので湘南色が先頭になります。

まあ正確には、前回はこの時間帯は晴れていて、晴れると弥彦線内は光線が極めて悪いので撮らなかったというのが正解ではありますが、脱輪させなければ撮れていたと思います。

まったく馴染みのない塗装は別として、見慣れた湘南色に関しては、このシングルアームパンタグラスはイマイチです。管理人はクリアテールは気にならないので、岡山の編成撮りたいですね。

226M

同じ場所から後追い撮影です。これはこれで、と思います。

143M

前回の訪問時の立ち位置が気に入ったので直前まで道の駅で寝ていましたが(散々PAで仮眠してもまだ眠かった)30分くらい前まで普通に晴れていました。通過時はこの通り。非常に残念です。

カメラ本体の電子水準器も、気泡が入ってるタイプの水準器でも厳密に水平を出したはずでしたが、撮った写真を見たら「傾いているように見えて」これまた残念でした。


142M

「とんかつ太郎 分店」でタレかつ丼を食べてから、関谷分水橋梁へ向かいました。晴れていれば南下して粟生津の辺りで撮りたかったですが、この天気なのでもう戦意喪失です。

N33編成は前回ちゃんと撮れているので、別の編成が良かったなぁとも思います。現時点で新潟一次色のN37編成が走っていないのでバリエーションが少ないのは仕方ないのですが。

佐渡汽船 貨物船 「日海丸」

午後は142M以外に撮影できる115系の運用がありません。海岸沿いの駐車場で昼寝するかと思い、そして海沿いだからとMarine Trafficのアプリを開くと好ましい貨物船が向かってきていたので、急いで「入船みなとタワー」へ向かいました。

船は鉄道と異なり、跡形なく消えるので、機会があれば鉄道以上に撮影しておくべきだとは思っています。勿論、どの船を優先的に撮影すべきか、どの船が貴重かの知識はありませんが、このように機会があれば撮っています。

この「日海丸」にしても毎日運航ではないですし、佐渡汽船は先行き不透明感があります。

「入船みなとタワー」は何も予備知識がなかったので最上階から撮りましたが、窓が汚いです。4階は普通に屋外なので、4階から撮るべきでした。

「日海丸」の写真の通り、午後になって薄雲はあるものの光線はかなり強くなってきたので、直前まで様子を見ようと海岸沿いの駐車場で休憩。

156M

ギリギリま海上の雲と太陽を眺めて、これはイケると踏んで白山橋梁に戻ったものの轟沈。とはいえ、中途半端に光線があるよりしっかり曇ったほうが良いというのはもはやお決まりなので、これはこれで良かったとは思います。そうはいっても直前まで太陽出ていたんだからそのまま晴れてくれよと。

で、巻駅でバルブだと急いで車に戻り高速に乗ったはものの、ジャンクションで分岐を間違えて轟沈。

そのまま帰るのもナァ…長野に転進してえちごトキめき鉄道の455系を撮るか、福島に転進して会津鉄道6050系を撮るかと悩んだものの、新潟以外バリ晴れから打って変わり翌日は関東甲信越どこも曇り。少し高い寿司でも食べて機嫌を取り戻し、埼玉へ帰投を始めました。

復路は国道17号線を南下して「道の駅 ちぢみの里おぢや」で仮眠。越後川口から所沢までノンストップで高速を走って戻りました。


といった具合の、ぱっとしない2車中泊3日プランの新潟でした。後悔するよりなんとやら、この趣味は実にその通りだと思うので、この結果でも文句は言いますまい。

時刻表鉄ではないので、ダイヤ改正後の115系の運用がどうなるか良くわかっていない状態でこのエントリーを書いていますが、田植えの時期になったら新潟を訪れたいと思います。

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