2015年秋休み 呉・広島遠征 1

こんばんは

更新頻度ガタ下がりのブログです。今後も気が向いたら更新します。

さて、世間一般には珍しい「秋休み」が管理人にはあるので、良い機会と思い呉・広島遠征に行って参りました。呉は主に観光、広島は主に撮り鉄というスケジュールです。

ブログのカテゴリは旅行記、で書きます。

神奈川在住の管理人ですので、行きはサンライズ出雲で横浜~岡山を移動します。 寝台列車は中国に在住してた頃に乗った事が在りますが、日本では初めて乗ります。予想通りと言いますか、大変綺麗な車内でした。乗り心地は悪くは無いですが、荷物に余裕が在れば枕を持って行きたいですね。流石に床に直接寝るのは違和感でした。

そして、岡山からは呉線を経由して呉に直接向かいます。この岡山~呉の移動の間に、唯一、先頭車化改造車の115系を見かけました。

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さて、荷物はホテルに預け、早速観光を始めます。先ずは呉市海事歴史科学館へ行きます。

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写真は基本的に管理人の作成している1/350大和の資料用ですね…
資料用と言いますか、収集済みの資料の確認と言ったところでしょうか。

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艦尾の形状など、今でもどうなっているのか作成者によって考証の異なる箇所も在ったりしますね。後部機銃座は6角形です。

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側面の換気扇。

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この山本造船株式会社のホームページには展示されている大和の作成に関するページが在るので、読んでみると面白いでしょう。

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カッターの保持器具、だったでしょうか。取り付け方法など、参考になりました。

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タミヤの旧製品の錨の取り付け部には大穴が空いているだけなので、錨の支持方法は大変参考になります。

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菊の紋章の厚みは気にしたいポイントでした。

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例の器具ですが、艦首側と艦尾側、数箇所は起立させた状態でして、良いアクセントになっていました。

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甲板上の三連装機銃の取り付け位置も確認しましたが、当方で作成中の大和は映画「男たちの大和」準拠で少々違う様です。

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大和の模型の観察を終え、館内の展示品を見て回ります。46cm砲のカットモデルは印象的でした。
巨大な砲ですが、駐退機は小さいのですね。

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艦艇の模型を含め、搭乗員の遺品などさまざまな展示品が在りましたが、個人的に一番気に入った展示はこちらの一覧のパネルでした。

特に潜水艦で、写真が残っていないものなど、その艦艇が存在した事は書類上の話でしか無い訳ですから、複雑な心境です。

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魚雷の後部、推進部など。

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そしてその魚雷をベースとした特攻兵器の回天。人の乗るものでは無いです。

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ああ伊号潜水艦と云う本の中に、回天は魚雷ベースなので小回りが利かないと書かれて居ましたが、本当に魚雷を延長しただけの構造で、小回りは利かなさそうです。

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九一式徹甲弾や三式弾。46cm砲用以外のサイズの展示は珍しいのではないでしょうか。

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ドラマの撮影に使われた甲標的のロケセット。

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零戦62型。というか爆戦。個人的に52型丙に次いで気に入っている零戦の派生種です。

大和ミュージアムは人によって見所が違うのかな、と思いました。管理人は展示されている兵器が見られたので満足でした。

さて、次はお決まりで海上自衛隊呉史料館を予定していたのですが、生憎、シルバーウィークの代休で休館日となっており、見学できませんでした。
仕方が無いので昼食とることに。広島ですし、広島焼きを食べます。

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腹ごしらえをしたところで、呉市内から「歴史の見える丘」へ行きます。写真は噫戦艦大和之塔。

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そこから見えるのは呉の町並み。眼下には石川島播磨呉第一工場(現IHI呉第二工場)や海上自衛隊呉地方総監部の旧呉鎮守府庁舎などが広がります。

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艤装工事中と思われるタンカー。

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カメラの機能で遊んでいますが、組み立て中の船体。手前に組みあがってるのは船尾でした。

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足場を組まれて作業されていたのはあさぎり型護衛艦うみぎり。

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さて、「歴史の見える丘」から歩くこと三十分ほど、「アレイからすこじま」へ向かいます。

ここは魚雷積載用クレーンが目玉。そしてアニメ「艦隊コレクション」のオープニングのワンシーンに使われた桟橋の在る場所でもあるので是非訪れたかった場所でした。

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説明文によると戦後も暫くは使用されていたようです。機関車トーマスにこんな歯車むき出しの車両が登場した気がします…(苦笑

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桟橋自体はアニメには登場しませんが、一部橋脚のレイアウトが大変似通って居ますした。

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アニメオープニングにはこのくらいの角度で登場したでしょうか。

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桟橋の真ん中に引かれたレールが特徴的です。

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「アレイからすこじま」は潜水艦を間近で見れる場所として有名ですが艦艇も停泊しています。

こちらは音響測定艦ひびき。吃水線上に錆が目立ちます。就役が1991年ですから、そろそろ寿命も近いのでしょうか。

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潜水艦救難艦ちはや

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奥にはむらさめ型護衛艦いなずま。

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いなずまの手前には練習艦しらゆき。こちらこそ、退役が近いので、見られてラッキーでした。

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霞む湾内というのは悪くないですね…潜水艦はX舵なのでそうりゅう型でしょうね。

さて、管理人はこの後、撮り鉄に向かったのですが、記事の写真数も多いことですし、同じ日の出来事では在りますが、記事を分けようと思います。

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さて、撮り鉄から戻り、夕食も摂った所で改めて歴史の見える丘に来ました。今度は夜景の撮影が目当てです。

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昼間見た景色とはまた違う景色。

 

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WBを調整すると一気に違う世界が見えてきます。

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軍艦大和を覆った鉄骨から漏れるオレンジの光も良いですね。

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流石に人通りの少ない場所で撮影しているのも気味が悪いですし、何かあっても笑えないのですごすごと撤退して、ホテルへの道のりを戻ります。

歴史の見える丘からも見えていた呉鎮守府庁舎は車道を挟んで歩道から撮ったので長時間露光でないのが悔やまれるところ。

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と、そのままホテルに戻ろうかとも思ったのですが、次は何年後に訪れるか分からない広島。夜も満喫したいと言う事で大和ミュージアム前の波止場へ来ました。

右側に流れるのは江田島への連絡船。

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JMUの工場を眺めます。夜間でも作業しているのでしょうか、クレーンが動いています。

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今度は大和ミュージアム横の「しんかい」。昼間に通ったときは味気なさが漂っていましたが、夜にカメラを通すと別物に変わります。

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生憎訪れられなかったてつのくじら館の「あきしお」。
一応、スポットライトは付いていますが、全体を照らせるほどではないので長時間露光といえど、上部が夜空に飲まれてしまっていますね。

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少し位置を変えて。三脚を持ち出てなかったのが悔やまれますが…歩道の真ん中でバルブ撮影もどうなんでしょう(苦笑

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そしてホテルに戻る途中の踏切から、出発を待つ呉線の115系。いつか、レールにヘッドライトが反射する写真を撮りたいと思っていましたが、少しだけ叶えられた気がしました。

と言ったところで、「2015年秋休み 呉・広島遠征 1」でした。次は「2015年秋休み 呉・広島遠征 2」、遠征初日、呉は鉄道撮影回となります。

広島遠征に行き、記事を書いたのが二ヶ月前。長期間放置してしまったこともあり、記事のところどころで書き方が変わってしまっていると思います。記憶も新鮮ではありませんが、覚えている範囲で、頑張ります。

ではでは。

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